どこの現場でも工事の完了が近くなると寂しさが募ってくるのですが、こちらの現場も同様に終わりが見えてくると途端にさみしくなってきました。
ハードに関しては 使用する材料や色に関してご提案を気に入ってくださったのですが、植栽がなかなか決まらず
結果芝生とシマトネリコ、リンゴ、もみの木を植え広々とした空間を壊さないようにしました。
どこかのリゾートのようでとても素敵。
リビングのフレンチドアからはお隣の杉林が見えますがここもフェンスが浮かないように茶系を避けたのが正解。
暮らしが景色に溶け込むようです。
デザイナーというと何か奇をてらったことをすると思われる方も多いし、そうするデザイナーも多いのですが私はお客様のご要望に添いながらも景色に溶け込み家と庭がしっくりと調和している、そんな空間作りを目指しています。
そして森や林のそばに住んでいるからといって モクモクウッディーに皆があこがれている訳ではありません。
自然の中に住んでいながらも清潔感があって洗練された雰囲気を好む方も多いですよね。
プライバシーに関しては今回できる限り外からの視線を遮るようにしました。
ちょうどフェンスの下の隙間が道路にたつ人の目線の先にあるのでそこも石積みをして目隠し。
家にいる時間を家族とゆっくりと過ごしたい方には必要ですよね。
ゲートのデザイン
曲線を多くつかったロマンチックなデザインは似合わないと思いこちらのデザインをおすすめしてみました。
アイアンのゲートやフェンスというとどうしてもロマンチックになりがちですが、住まう方の個性や全体のバランスで決めていくことは大事ですよね。
是非ご相談ください。
大事な芝に適切に散水を行えるよう 自動散水(スプリンクラー)システムも設置。
全自動で散水が行えます。 散水システムの勉強にデザイナーさんがいらしてくだいました♪
(プレジャーガーデンは 自動散水のスペシャリスト グリーンコムジャパンの正規代理店でもあり、セルジオはエンジニアとしても活躍をしています。)
お客様よりスタッフの皆への深い感謝のお言葉をいただき工事が無事に完了しました。
そして新たに 年間管理のご契約も頂き8月より作業に入らせていただいています。
これからのご家族の成長とともに成長するお庭をお世話させていただくことができとても光栄です。
素敵な仕事をさせていただき本当にありがとうございました。
関連ブログ--- ドイツ風のお庭ができるまで (Before編)
--- ドイツ風のお庭ができるまで (途中編)
(*年間管理は弊社にて施工させていただいたお庭か、長くスポット管理をさせていただいているお庭のみお請けしております。ご了承ください。)